私たちについて

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 伊吹野そばの始まりは、1996年。まだこの辺りが田んぼや畑だった頃、私の父である先代が、伊吹が蕎麦発祥の地だと知り、「蕎麦発祥の地にそば屋が1件もないのはもったいない」という思いで蕎麦の栽培を始めたのがきっかけです。
 小さな小屋と数人の仲間で始めた伊吹野そばは、30年の時を経て、製麺工場と食事処、お土産処を有する現在の形にまで成長しました。
 当社の理念は「お客様を大切に。来てよかった、と笑顔で帰っていただけるよう日々努力すること」です。自社一貫体制だからこそできる創意工夫の力を活かし、若い世代から年配の方まで、幅広い方々に蕎麦の魅力を伝えていきたいと願っています。

有限会社伊吹そば

代表取締役 山田浩司

蕎麦の栽培

 蕎麦は高温では実がつきにくく、低温では十分に育たないので、まず種まきの時期を見極めるのが重要です。
 自社の圃場で肥料や農薬を使わず、自然の中で栽培しています。

 種をまいてから2ヶ月後、秋が深まる10~11月頃に収穫します。
 昼夜の寒暖差が大きくなる秋にしっかり熟成された蕎麦の実は、風味豊かな蕎麦になります。

蕎麦の収穫

 粒子のそろった蕎麦粉を素早く製粉できるロール挽きを採用しています。
 ローラーで切るように製粉するので細かく均一な蕎麦粉ができ上がり、つるっとした食感の良い蕎麦に仕上げることができます。

 つなぎを使わず蕎麦粉だけで練り上げる十割蕎麦は、力を入れてしっかり練るのがポイント。
 職人が丁寧に手作業で仕上げることで、切れにくくコシのある蕎麦になります。

力を入れてしっかり練る姿
そば処 伊吹野の内装

 製麺工場に隣接した「そば処 伊吹野」では、その日の朝に製麺した打ちたての蕎麦をお楽しみいただけます。
 定番の蕎麦メニューに加え、長浜の地酒「七本槍」や一品料理もご用意しています。

 店舗併設のお土産処「伊吹野」では、ご自宅で本格的な蕎麦をお楽しみいただけるセットや、素朴ながら丁寧に作られた全国各地の食材を販売しています。

お土産処 伊吹野の内装
米原市の伝統野菜 伊吹大根

米原市の伝統野菜 伊吹大根

 伊吹野そばの風味を、すっきりとした辛みで引き立てるのが「伊吹大根」です。
 伊吹大根は、古くからそばとともに伊吹山のふもとで栽培されてきた伝統野菜。鮮やかな赤紫色の葉と太く短い根が特徴で、寸胴型で曲がった尻尾がついていることから、地元では親しみを込めて「ねずみ大根」と呼ばれています。
 一般的な大根よりも辛味が強く、古くからそばの薬味として親しまれてきました。
 当社の畑では、この伊吹大根も栽培中。他品種との交雑を防ぐため、自家採種とビニールハウス内でのミツバチによる受粉で丁寧に育てています。

社名(農業生産法人)有限会社 伊吹そば
設立1996年9月11日
資本金1,150万円
代表者代表取締役 山田浩司
所在地〒521-0311 滋賀県米原市伊吹516
( https://maps.app.goo.gl/rTgzMBea2s5c1tKD6 )
連絡先TEL:0749-58-1712
FAX:0749-58-1721
事業内容そば栽培、そば製粉、そば処「伊吹野」、お土産処「伊吹野」、特産品販売